【東京・多摩】トイレつまり職人ブログ|夜に突然「水位が上がる…」実際によくある事例
職人プロフィール
職人名:「佐藤 拓実(さとう たくみ)」
年齢:39歳
得意分野:
マンション/アパートのトイレ詰まり原因の切り分け
節水トイレの「流れが弱い」系トラブル
便器脱着が必要かどうかの判断(ムダな作業を増やさない)
1. 依頼内容(よくある状況)
21:10ごろに「トイレが流れない、流すと水位が上がって怖い」と連絡。
場所は東京23区内のマンション(築10年前後・節水タイプ)。
お客さまの状況はこんな感じでした👇
昼から「流れが弱い気がする」
夕方に来客があり、紙を多めに使った
その後、1回は流れたけど、次からゴボゴボ音→ついに止まる
この流れ、現場ではかなり多いです。
2. 現場で最初に確認するポイント
到着したら、いきなり道具を突っ込まずにチェックします。
✅ 便器内の水位(高い・低い・ゆっくり下がるか)
✅ ゴボゴボ音があるか(空気の逃げが悪いサイン)
✅ 床に漏れがないか(最悪、溢れ一歩手前)
✅ 「異物を落とした心当たり」があるか(ここで方針が変わる)
今回は「異物は落としてない」「水位が高い」「音が出る」だったので、紙・シート蓄積系の詰まりが濃厚でした。
3. 作業の流れ(使った道具・判断)
① 溢れ防止
まずは止水栓で給水を絞って、万一に備えます。
(※ここでレバーを連打してると被害が増えやすい)
② ローポンプ(圧送ポンプ)で圧をかける
ラバーカップより強く圧がかけられるタイプで、数回圧送。
この時点で「少し引きが出る」=動き始めてる感触がありました。
③ 試験通水 → まだ弱い
一度は通ったけど、流れがまだ鈍い。
ここで無理に押し切ると、奥に固まりが残って再発しやすいので追加作業へ。
④ 便器側で取り切る判断(軽い分解清掃)
今回は便器内の通水が弱く、詰まりの芯が近い感じだったので、便器側の清掃・確認を実施。
結果、紙+“流せる”シートが丸まった塊が出てきました。
⑤ 最後に「流れの強さ」チェック
大で2回
トイレットペーパーを適量
水位の戻り
ここまで確認して完了。
4. 原因(なぜ詰まった?)
原因はシンプルで、よくある組み合わせです。
「流せる」シートが溶けきらずに絡む
そこへ紙が乗って、徐々に塊になる
節水トイレだと押し流す力がギリギリで、ある日止まる
ポイントは「ずっと詰まってたんじゃなく、すでに詰まりかけだった」ところ。
だから最初は“なんとなく流れる”、でも最後に止まります。
5. 再発防止のコツ3つ
✅再発防止のコツ3つ
・“流せる”表記でも、シート類は基本ゴミ箱へ
・紙の量を分割して流す(来客時ほど多くなりがち)
・流れが弱いと感じたらタンク側点検
追加で、現場の体感で効くやつ👇
・「ゴボゴボ音」が出たら、その日は無理しない(悪化しやすい)
・節水トイレは「大・小」を適切に使い分ける(小で済ませがちだと詰まりやす
6. やりがちなNG行動
❌ 何回もレバーを回す(溢れる原因No.1)
❌ 熱湯を入れる(便器を傷めることがある)
❌ 薬剤を混ぜる(危険。説明書どおり単独で)
❌ ワイヤー等を無理に突っ込む(便器を傷つけて逆に高くつくことがある)
地域(対応エリア)
対応エリア(横書き・短め)
東京23区/多摩エリア全域
対応エリア(横書き・23区)
千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区/北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区
対応エリア(横書き・多摩 例)
八王子市/立川市/武蔵野市/三鷹市/府中市/調布市/町田市/日野市/国分寺市/国立市/小金井市/小平市/東村山市/西東京市 ほか周辺地域
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